2014年2月17日、不慮の事故で危篤状態に陥っていた浙江省嘉善県の唐孟熊くん(12)の亡くなる直前、両親は唐孟熊くんの臓器を提供することを決断した。唐孟熊くんの肝臓は重い肝炎に苦しむ女性患者へ、ふたつの腎臓は尿毒症患者へ、両目の角膜は目が見えない2人の患者へと移植された。嘉興日報が伝えた。
中国は、2015年1月1日から、死刑囚をドナーとする臓器移植を全面的に停止した。今後は、生前に提供意思を表明した国民の臓器を使用するのが唯一のルートとなる。(編集MZ)
「人民網日本語版」2015年1月26日