中国初の臓器提供に関する地方法規が通過
「天津市人体臓器提供条例」がこのほど、天津市人民代表大会常務委員会の審議を通過して、2013年3月1日から施行される。これは、公民が死亡した後の臓器提供を対象とした中国初の地方法規となる。同条例では、臓器提供者の近親者が病気で臓器移植を必要とする際には、優先的に手配できると規定している。民生部門は臓器提供者の基本的な葬儀費用を免除し、葬儀のために便宜をはかる。天津市赤十字会では専門の基金も設立し、経済的に困難な提供者に対して人道的な救援を提供する。この種の規定は提供者の権利を保証し、提供者の範囲を拡大すると規定している。(編集YH)
「人民網日本語版」2012年12月27日