有名なアップル関連製品メーカーのUrban Armor Gearがこのほど、iPhone6を10万フィート(約3万メートル)上空から落とす実験を実施した。環球網が英デイリー・メール・ウェブサイトの21日付の報道として伝えた。
実験では保護カバーが着けられたiPhone6がGPSや気球、パラシュート、GoProカメラ2台を備えた飛行機器につなげられた。
記録映像によると、iPhone6は飛行機器と共に上空に上り、成層圏に到達。高度が増すに伴い周囲の気温は低下し、最終的にはiPhone6は10万フィートの上空に到達した。この時点の気温は零下56度、時速約112キロメートルの強風と150rpmの旋風にみまわれ、続いて気球が破裂し、iPhone6は降下を始めた。
途中、iPhone6は150rpmの旋風を受けながら、最終的には打ち上げ場所から12マイル(約19キロ)離れた場所に落下。着地時に飛行機器は壊れたが、iPhone6は無事だった。iPhone6には画面保護装置はなかったものの損傷は見られなかった。
実験時、このiPhone6はスイッチが切られていたが、10万フィートの上空から落下した後も使用可能だった。Urban Armor Gearの創設者、スティーブン・アームストロング(音訳)氏は、「我々の実験は軍事試験のレベルに達している。宇宙実験と呼ぶこともできるだろう」と語っている。(編集YH)
「人民網日本語版」2015年1月26日