チベット暦の未年を目前に控え、拉薩(ラサ)の街角では年越しムードが漂っている。「孜扎」(切瑪盒内にお供えされる酥油花)は拉薩の年越し用品市場で好調な売れ行きを見せている。酥油花(チベットの僧侶が牛や羊のバター(酥油)を用いて作った仏への供物)はチベットのボン教で作られたことが始まりとされ、「十五貢品」と呼ばれた。職人たちはまずバターに様々な鉱物の顔料を入れて生地を作り、さらに手作業で仏像や人物、花や樹木、動物などを形作る。中国新聞網が伝えた。(編集YH)
「人民網日本語版」2015年2月10日