周星馳(チャウ シンチー)の主演・監督作「ミラクル7号」(08)で主人公の少年役に抜擢され、一躍人気者となった女優・徐嬌(シュー・チャオ)がこのほど自身の微博(ウェイボー)に日本旅行の写真を投稿した。中には、漢民族の伝統的な衣装「漢服」を着て友人と一緒に日本の神社を訪れた際の写真も含まれている。人民網が伝えた。
報道によると、漢服の宣伝のため身を張ってがんばる徐嬌の姿に、ネットユーザーから称賛の声が贈られているという。徐嬌は、今回の旅でアニメ・漫画のコスプレを楽しんだだけでなく、一貫して漢服の宣伝にも尽力している。実際、漢服を身に着けて日本の神社を訪れた徐嬌の姿は非常に美しく、神社を訪れていた観光客の中で、一緒に写真を撮ってほしいとリクエストする人も少なくなかった。一方、漢服姿で日本の神社を訪れた徐嬌の行動はあまり褒められたものではないと批判する声もある。
一部のネットユーザーは、「徐嬌が身に着けている漢服は、確かに美しいが、日本の神社は通常の観光地ではなく、どのような場所にどのような服を着ていくのか、どのような場所でどのような話をするのかというTPOをわきまえるのと同様に、中国の伝統的な漢服で神社に行くのはある種気まずい行為で、民族文化を宣伝するにも時間や場所を見る必要がある」という意見を投稿している。これらのネットユーザーは、徐嬌が漢服を着ていることで、地元の人々の反感を買ったり、気まずい事件が起こったりするのを心配しているのだ。しかし、これらのネットユーザーの意見は、実のところ心配しすぎだと言えるだろう。日本人は他人がどんな服を着ていようとあまり気にしない。日本人は文化の多様性に対して非常に寛容だ。そうでなければ徐嬌と一緒に写真を撮ろうとはしないだろう。(編集MZ)
「人民網日本語版」2015年3月26日
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