2015年6月3日  
 

中日対訳健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

Apple新浪騰訊人民LINE微信RSS
人民網日本語版>>中国語教室

日本でそばを食べた中国人が感じた「和敬静寂」

在日本吃荞麦面吃的是什么

2015年05月28日09:20

相比拉面和乌冬,荞麦面是最具古典意味的一种,也是气质上最接近京都的。最基本的是蒸笼荞麦,面焯完后过冷水,沥干,盛在叫“笊”的竹制浅箩里,颜色素净淡雅,没有过多喧宾夺主的辅料,蘸特制的汤汁吃。朴素到简直要叫人惊呼,这东西不就是浇了酱油的阳春面么?

日本的确有部老电影叫《一碗阳春面》,日文字面上来说就是“一碗清汤荞麦面”。加了淡口酱油的高汤做底,没有油花,清澈见底,撒几根葱丝,便是唯一的作料。这样“寂”的清汤荞麦面是需要知音的,像高冷的冰美人,不易接近,一旦爱上便会成瘾。

若点蒸笼荞麦,则先上来一小杯黑色的“つゆ”,是专门蘸荞麦面的汤汁,一小碟大葱丝,一根山葵和搓板,自己动手现磨芥末。放在竹箩里的荞麦呈灰色,半透明状,面条里还夹杂着粗糙的荞麦颗粒物。

搓山葵的过程很有趣,但总不得要领,搓出来的山葵泥全都均匀分布在搓板上,只好用筷子偷偷抹一点在荞麦上,过一下汤汁,马上就入口。新鲜的芥末带有股清香,也不会冲头,手打的面条是少见的特别口感,不同于手擀面条规规矩矩的韧,京都的荞麦面有股精雕细琢的韧劲,还带有老板自己的风格,一种微妙的温度。它不会让胃的欲望瞬间迸发,也不属于叫人狼吞虎咽停不下来的东西,却能让吃的过程保有平稳的频率,我尤其喜欢吃荞麦时的节奏,心、口、胃非常吻合,像一支圆舞曲,清清爽爽,一点不拖泥带水。

看你吃得差不多了,老板娘会上来一壶热的“荞麦面汤”,让你注入没蘸完的汤汁中,当作茶水一样喝掉,既不浪费,也以这种方法品味了荞麦的另一种韵味。最后,要一滴不剩,盘子杯子空空如也,这才可以安心地说一句“多谢款待”。

在这样的京都荞麦面老店里,时间是不当时间用的,你得做一天耗得起时间的闲人,甚至店内的客人,都散发着一股相似的森女气质,大概餐馆和客人也会因某种气场相互吸引,愿意为一碗面付出足够的珍视。这种最接近本真的荞麦面吃法,正是“和敬清寂”在食物中的最好体现啊。

そばは、ラーメンやうどんに比べて古典的な趣があり、京都のイメージに1番近い。最も基本なのはざるそばだ。麺をゆでた後、冷たい水にさらし、水気を切った後に、竹ザルに盛り付け、特製のつゆにつけて食べる。上品で素朴な色をしており、特に他に具となるようなものはついていない。そのシンプルさには正直驚かされる。これは、まさに醤油につけて食べる具なしの陽春麺ではないか?

日本には実際「一杯の掛けそば」(中国題:一椀的陽春麺)という映画がある。薄口の醤油のつゆをかけて食べるもので、油は一切使わず、つゆも透き通っており、唯一の具といえば、麺の上にのせた若干の薬味ネギだけだ。このような「孤独」な掛けそばは友を必要としている。まるでクールな美女のように、親しみやすくはないが、一旦好きになると病みつきになってしまう。

ざるそばを頼むと、まず最初に、黒っぽい色をしたそばをつけて食べるつゆや小皿に入った薬味ネギ、わさびとおろしが運ばれてくる。竹ザルに盛られた灰色で半分透き通った麺にはそばのざらざらした粒子が混ざっている。

わさびをすりおろす過程は非常に面白い。しかし、いつもあまり要領を得ない。すりおろしたわさびは、すべておろしの上にのせ、箸にとって、そばの上にすこし塗った後、つゆの中にいれてすぐに食べる。新鮮なわさびは非常に良い香りがし、刺激はそんなに強くない。手打ちそばは珍しく、機械製麺の均一な食感とは異なる特別なコシがある。京都のそばは非常に精緻でのどごしが良く、麺には店主の独自のスタイルやほのかな温かみが感じられる。食欲を瞬時にかきたてるものではなく、がつがつと一心不乱に食べほすような料理でもないが、ゆったりとしたペースで食べることができる。個人的には、特にそばを食べる時のリズムが好きだ。心、口、胃がすべて溶け合い、まるで軽快ですがすがしいワルツを彷彿させ、まったくだらだらしていない。

そばをほぼ食べ終えた頃、店主が熱いそば湯を持ってきて、それをつゆの中に注ぎいれる。これを、お茶のように飲み干せば、まったく浪費することなく、また別のそばの味わいを楽しむことができる。最後に、一滴も残さずそば湯を飲みほし、そば猪口が空になったところで、安心して「ご馳走様でした」と感謝の言葉を言う。

このような京都の伝統的なそば店では、時間を通常の時間として捉えていない。ここでは、時間を余した暇人にならなければならない。店に来ている客も皆、森ガールのような穏やかな雰囲気を醸し出している。店主も客もこの種のオーラに相互に惹かれあっており、客は一杯の麺を貴重なものとして考え、それに対して喜んで対価を払う。このような本場のそばの食べ方は、まさに食べ物の中の「和敬静寂」(茶道の心得を示す標語:主人と賓客が お互いの心を和らげて謹み敬い、場の雰囲気を清浄に保つこと)を最も体現している。

「人民網日本語版」2015年5月28日

 

コメント