400万人以上の喫煙者が暮らす中国の首都・北京で1日から、厳しい「禁煙令」の実施が始まった。空港や駅、バス停といった公共の場では室内での喫煙が全面的に禁止され、幼稚園や小中学校、少年宮などでは屋外の敷地内も喫煙が禁止される。国際在線が伝えた。
1日から実施された「北京市喫煙抑制条例」は業界関係者から「たばこ規制枠組条約」に加入して10年近くになる中国において、グローバルスタンダードに最も近づいたタバコ規制とみなされている。北京の街角では多くの人が同措置を歓迎する姿勢を見せた。南鑼鼓巷では禁煙をPRする美女が登場し、禁煙の代わりにキスを贈る姿が見られた。「これは行動で北京の最も厳しい『禁煙令』を応援している」とコメントするネットユーザーがいる。(編集YH)
「人民網日本語版」2015年6月3日