2015年8月10日  
 

中日対訳健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

Apple新浪騰訊人民LINE微信RSS
人民網日本語版>>社会・生活

世界水泳、孫楊選手が棄権 心臓に違和感

人民網日本語版 2015年08月10日14:59

pre
next

世界水泳ロシア・カザン2015の最終日9日に行われた男子1500メートル自由形決勝で、予選を3位で通過した中国の孫楊選手が、心臓に違和感があるとして棄権した。女子4X100メートルメドレーリレー決勝では、中国が3分54秒11のタイムで金メダルを勝ち取った。人民日報が報じた。

男子1500メートル自由形は、数ある競泳種目の中でも最もハードな種目と言えよう。現地時間5日、男子800メートル自由形決勝を制した孫楊選手は、その夜、眩暈を覚えるほどの息苦しさを感じたという。男子1500メートル自由形決勝が行われた日、競技前の召集(点呼)の際にも、心臓の不調を覚えたため、レース直前に棄権を決めた。

棄権を決めた孫選手は、がっくりと肩を落とし、涙を流した。その後の記者会見で、彼は次の通り述べた。

これほど練習してきたが、最後の最後で力不足だった。この悔しさをバネに、必ずリベンジする。今回初めて4種目に挑んだが、満足な試合をすることができず、大変申し訳なく思っている。帰国後、心臓の精密検査を行うつもりだ。今回、棄権したのは、さらなる調整のためであり、リオ五輪にはさらに力をつけて参加したい。

孫選手は、今回の世界選手権で、初めて自由形4種目に挑んだ。このうち3種目に出場し、金メダル2個と銀メダル1個を獲得した。うち男子800メートル自由形では、世界選手権3連覇を果たした。国際水泳連盟は、今回の世界選手権の「男子最優秀選手」に孫選手を選んだ。孫選手が同賞を獲得したのは、今回で2回目。

今大会の最終日に行われた女子4X100メートルメドレーリレーでは、傅園慧、史婧琳、陸瀅、沈鐸のメンバーで臨んだ中国チームが、6年ぶりに金メダルに輝いた。

今大会における中国チームの最終成績は、金メダル15個、銀メダル10個、銅メダル10個の計35個のメダル獲得となり、金メダル獲得数とメダル獲得総数で米国を抑え世界トップとなった。(編集KM)

「人民網日本語版」2015年8月10日

人民網日本語版LINE公式アカウント開設人民網日本語版LINE公式アカウント開設

関連記事

图片列表

コメント

おすすめ