6日午後、来年の干支「丙申(ひのえさる)」の記念切手の印刷が始まった。36年ぶりに切手をデザインしたのは画家の黄永玉さん。中国で干支をテーマにした記念切手が始めて発行された「庚申(かのえさる)年」の1980年に、切手のデザインしたのも黄さんで、同日、1980年版を印刷した印刷機の前で記念撮影をした。「丙申年」の記念切手は、来年1月5日に発売される。北京日報が報じた。
申年の切手というと、切手収集愛好家は真っ先に1980年に、当時の郵電部(省)が発行した「庚申年」の切手を思い出すだろう。中国で干支をテーマにした切手が発行されたのはこれが始めてで、赤をバックに、キンシコウが描かれた。同切手のデザインはまず雕刻で作成され、その後、凹版印刷とオフセット印刷を組み合わせて印刷された。現在、この切手は、価値が高く、1枚1万元(約20万円)以上で取引されている。
干支をテーマにした記念切手の歴史において、申年の記念切手は特別な位置づけで、加えて有名な画家・黄さんがデザインするとあって、「丙申年」の記念切手には凹版印刷が採用されている。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年8月12日