福建省寧化県で8月13日、700年を超える伝統を持つ木版活字印刷技術を取材した。活字印刷の技術は中国古代における4大発明の一つで、2010年に中国の木版活字印刷技術は国連の無形文化遺産に登録された。現在、木版活字印刷技術は浙江省瑞安の東源村と福建省寧化県で僅かに残っているだけだ。中国新聞網が伝えた。
寧化県は現在のところ、40万枚の木版活字を保存している。多くが梨の木と蓮科の木(スパーバ)でできており、主に家系図の印刷に使われており、経典の印刷に使われることもある。刻印職人は「譜師」と呼ばれ、それぞれ「堂」を単位にしている。一般的に4、5人を1堂とし、少ない場合は2人で1堂となり、それぞれの「堂」には「文林堂」「文齋堂」などの屋号がある。写真は大量の木版活字から字を選択している。(編集JK)
「人民網日本語版」2015年8月14日