天津港国際物流センターにある瑞海公司の危険物保管倉庫で12日夜、爆発事故が発生した。では、危険物の爆発事故に遭遇した場合、どのようにして身を守ればいいのだろう?中国新聞網が報じた。
まず、危険物が爆発すると、閃光や衝撃波、濃い煙などが発生し、火傷や人体組織破裂、転倒による負傷などが起きる可能性があることを知っておくこと。うち、爆発後、最も恐ろしいのが衝撃波で、鼓膜破裂や内臓損傷などの被害を受ける可能性がある。周囲で危険物爆発事故が発生したことが分かった場合、まず、衝撃波が来る方向に背を向けて、立ったままではなく、伏せるか、屈むかしなければならない。そうすると、衝撃波による被害を最小限に抑えることができる。
次に、逃げる過程でも、低い体勢を取り、ハンカチやタオルを持っていれば、それで口や鼻を押さえ、煙の吸い込みを避け、また、風上に向かって逃げなければならないことを覚えておこう。
爆発発生後、密封された空間にとどまってはならず、広い場所に行くこと。そして、衝撃波を遮断、反射することができる土の壁や建築物、車、家具などを盾にして身を守ること。窓やパイプ口、側溝などからはできるだけ遠くに離れること。
比較的安全な場所に避難できた後は、120、110、119などに通報し、爆発が起きた場所や時間を正確に伝えること。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年8月14日