9月3日に天安門広場で行われる抗日戦争勝利70周年記念軍事パレードのために天安門広場に設置された臨時観覧席と花壇の全貌が徐々に明らかになってきた。「万里の長城」をテーマとする広場中心花壇は、人民英雄紀念碑の北側に設置される。天安門広場に植物を使った自然・山水がテーマの花壇が設置されるのは、2008年の北京五輪の開催時以来だという。中国新聞網が伝えた。

花壇は壮大な万里の長城ををモチーフにし、強く高くそびえ立つ松や多彩な植物、白い鳩、庭石、年号などがあしらわれ、中国の壮大さや美しさを表現している。

天安門広場を飾る花壇のほか、東単の交差点では抗日戦争勝利をテーマにする立体花壇が4セット設置され、西単の交差点でも民衆の生活を描いた４セットの立体花壇が設置される。記念活動の終了後から10月1日の国慶節まで、建国門と復興門にも「オリンピックへの期待」と「四つの全面」をテーマにする２セットの花壇を設置する予定。記念撮影をしやすいように、長安街沿線に設置される花壇の高さは例年より低くなる。花壇の設置作業は25日前後に完成する予定で、花壇は１０月中下旬まで設置されるという。（編集XM）

「人民網日本語版」2015年8月20日