第12回モスクワ国際航空宇宙展が8月25日、モスクワ郊外のジュコフスキー市で開幕した。約30カ国・約700社の航空・宇宙企業が参加する。人民日報が伝えた。
中国代表団の展示ブースの規模は、過去最大を記録。参加経験の豊富な中国航空工業集団公司は今回、新型プロペラコミューター機「新舟700」、輸送機「運12F」などの主力製品を展示。同社の呉献東副総経理によると、運12Fが海外の航空ショーでデモンストレーション飛行を実施するのはこれが初めてであり、製品の強みを十分に示すことになる。
中国長城工業集団の殷礼明総裁も、モスクワ国際航空宇宙展に何度も参加している。同氏によると、今回の展示品には同社が生産する全シリーズの製品、クリーン燃料を搭載した新型ロケットが含まれ、人々によく知られている「長征7号」ロケット、通信衛星「東方紅5号」なども見どころとなっている。同社は展示期間中、ロシアの関連企業と戦略的提携関係の合意書に調印し、国産の北斗衛星測位システムとGLONASSのさらなる協力について議論する。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年8月27日