英プリマス大学、豪クイーンズランド工科大学の研究者は、テトリスでタバコに対する依存を弱められることを明らかにした。研究者は18−27歳の大学生31人に対して、タバコの欲求がわいてきた時にその程度を報告し、15分後にもう一度報告するよう求めた。そのうち半数の被験者は、2回の報告の間にテトリスをプレイするよう求められた。その結果、彼らのタバコの欲求は、テトリスをプレイしてから15分後に軽減された。
英デイリー・メール紙は13日、研究者の話として、「テトリスのような視覚的なゲームに用いられる智能のプロセスは、欲しいものをビジュアル的にイメージするプロセスと一致する。人の脳は、テトリスをやりながら煙草を吸うことを想像できない」と報じた。研究者はさらに、テトリスはこの効果を持続的に発揮し、食べ物や華美な衣料品などに対する欲求にも効果的であることを明らかにした。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年8月27日