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日本の大学生による中国ツアープランニングコンテストの結果発表

アイデアツアーで中国旅行をアピール

人民網日本語版 2015年11月27日16:38

受賞者と表彰式出席者の来賓による集合写真在日本中国大使・程永華氏による表彰式の挨拶の様子日本国土交通省観光庁審議官・古澤ゆり氏による表彰式の挨拶の様子来賓が受賞者を表彰する様子グランプリに輝いた小林萌恵さんコンテスト受賞者たち
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中国国家観光局駐日本代表処が主催する「若者による中国の新しい旅行企画ツアープランニングコンテスト」の結果が26日発表され、日本人の大学生たちがプランニングした中国旅行ツアー100プランあまりが受賞した。また同日、コンテストの表彰式が在日本中国大使館で開かれた。人民網が伝えた。

コンテスト主催者側の紹介によると、今回のコンテストは日本国内の専修学校、大学、大学院等に在学する学生からアイデアあふれる中国ツアーのプランを募集し、コンテストを通じて多くの日本人に中国各地の特色ある観光資源を紹介することが目的。10月31日までの約2ヶ月間でコンテストに寄せられた有効応募作品は221プラン。最終的にグランプリ1名、準グランプリ2名、特別賞4名、審査員特別賞2名が選ばれた。その他に94名の努力賞が選ばれ、参加者の積極的な参加を表彰した。

今回の大会でグランプリに輝いたのは慶応義塾大学学生の小林萌恵さん(19)。彼女のテーマは「中国における日本のデザイン」。このプランは4日間の上海と北京のツアーで、二つの都市のシンボルとなる現代建築をそのメインに据え、日本建築家がデザインした建造物やショッピング、グルメを組み込んでいる。

準グランプリは東洋大学学生の鹿野真優さんと大阪外語専門学校学生の辻あゆみさん。彼女たちのテーマはそれぞれ「冬の中国東北地方8日の旅」と「ウイグルシルクロードの旅」。その他の受賞作品のテーマは中日古代文化交流の遺跡めぐりや中国世界遺産の体験ツアー、明清古城体験ツアー、映画の撮影地体験ツアーや少数民族の文化体験ツアーなどだった。コンテストの賞品としてグランプリ、準グランプリ、特別賞受賞者は中国国家観光局が今年12月に実施を予定する中国観光視察ツアーに無料招待されるほか、その他受賞者は旅費の一部が免除される。

今回のコンテストは中日両国政府の関係機関や旅行業界の関連企業団体の支持を受け、26日の表彰式には100人余りの人々が参加した。在日本中国大使・程永華氏、在日本中国公使・郭燕氏、日本国土交通省観光庁審議官・古澤ゆり氏、日本旅行業協会会長・田川博己氏、衆議院議員・今村雅弘氏、参議院議員・浜田和幸氏らが表彰式に出席し、挨拶した。

程永華大使は挨拶で「今回のコンテスト応募作品は日本の若者たちが中国の魅力を発見し感じていることを体現しており、外国人の視点から中国に啓発している。中国は日本各界、特に旅行業界と手を取り合って、両国双方向の観光交流の規模を拡大し、観光旅行を中日ウィンウィンの新たな目玉として、両国関係の持続的な改善と安定した健全な発展を実現させていきたい」とした。

古澤ゆり氏は「今回のコンテストは日本の若者を対象に中国の旅行ツアープランを募集したが、このような発想は非常に新鮮。このイベントを通じてより多くの日本人が中国旅行に興味を持つことを希望している」とし、また「観光旅行は非常に重要な交流方法であり、中日両国は互いにとって重要な顧客。双方向の観光交流を通じて、両国国民の相互理解が深まることを希望している」と語った。

中国国家観光局駐日本代表処・張西龍首席代表は取材を受けて「若者は国の未来であり、彼らは新しい思想、豊富な創造力を持っているだけでなく非常に大きな市場潜在力でもある。若者たちのアイデアあふれる個性的な中国ツアープランニングが、アイデアの上で日本人の訪中観光市場をさらに一歩レベルアップさせてくれることを希望している」とした。

今回のコンテストでグランプリに輝いた小林萌恵さんは小さい頃、一時期上海に暮らしており、中国に対してとても興味を抱いている。そのため今回の募集記事を見てすぐに応募したという。表彰後のコメントで「とてもうれしい。自分のプランニングした中国ツアーは実現の可能性があるので、最終的に商品化を実現してほしい」と語った。(編集TG)

「人民網日本語版」2015年11月27日

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