マレーシアのナズリ・アジズ観光・文化相は25日、国会において、「政府は12月1日より、条件を満たす、2人以上のメンバーで構成された、マレーシア観光ツアーに参加する中国人観光客を対象としたビザ免除措置を実施する」と述べた。26日付現地メディアの報道を引用して新華網が報じた。
以下7項目の条件を満たす中国人観光客は、ビザ免除措置の対象となる。
1 マレーシアを訪れる観光ツアーの構成メンバーは、最低2人以上とする。また、ツアーを取り扱う旅行会社は、マレーシア観光・文化省に登録済みの旅行社とする。
2 1回のマレーシア観光での滞在期間は15日以内とする。
3 中国-マレーシア直行便を利用してマレーシアに入国することとする。
4 その他の種類の入国ビザは申請できない。
5 観光客がマレーシア国内で行方不明となった場合、取扱い旅行社は、失踪者1名につき1500マレーシア・リンギット(約4万3千円)の罰金を支払うこととする。