フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズの最終戦(NHK杯)が、28日に日本の長野県で行われた。男子フリーは、日本の羽生結弦が世界歴代最高得点を記録したショートプラグラム(SP)の勢いもそのままに、すべてのジャンプを完全に決め、こちらも世界最高得点をマークし、322.40点という圧倒的な数字で優勝した。中国の金博洋も期待に違わず、高いレベルの演技で総合2位となり、羽生とともにグランプリファイナルに進んだ。日本の無良崇人は総合3位。新華網が伝えた。
ショートで世界最高得点を出して首位に立った羽生は、フリーでも世界を震撼させた。予定されたジャンプをすべて成功させ、これまでのスケート人生で最も完璧にプログラムを滑りきり、カナダのパトリック・チャンがもつフリーの世界最高得点と総合の世界最高得点を更新した。これで羽生はSP、フリー、総合得点の世界記録を塗り替え3冠を達成したことになる。今期のフリー曲に選ばれたのは日本風の楽曲。羽生はこの日、ピークの状態を迎え、4回転サルコー、4回転トーループ、トリプルアクセルを含む予定されたジャンプをすべて成功させた。(編集KS)
「人民網日本語版」2015年11月29日