「伝統と創生--現代中国芸術及び世界遺産特別展」の開幕式が12月15日、北海道札幌市で行われた。中国駐札幌総領事・孫振勇氏、北海道知事・高橋春美氏、札幌市副市長・吉岡亨氏、東京中国文化センター長・石永菁氏、中国国家観光局駐日本代表処首席代表・張西龍氏ら各界からおよそ100人が出席した。新華網が伝えた。
「伝統と創生--現代中国芸術及び世界遺産特別展」は東京中国文化センター、中国国家観光局駐日本代表処の主催、北海道日中友好協会の協力で開催され、現代中国芸術家17名が作品と共に北海道を訪問した。現代中国芸術を広めて中日文化交流を強化するのが目的。
孫振勇総領事は挨拶の中で「中日文化交流にはすでに二千年余りの歴史がある。その中で、阿倍仲麻呂は中国でその文化を学び、唐代の大詩人である李白や王維と友情を育み、また孫中山や魯迅は日本に渡りその歴史を学んでいる。今年は中日国交正常化43周年であり、両国の関係がどのように変化しようと、中日間の文化交流はいまだ途絶えたことがない。今回の展覧が両国国民の相互理解を促進し、両国国民をつなげる絆となってほしい。また中国駐札幌総領事館も引き続き皆様と手を取り合って両国の文化交流を推し進め、中日友好に新たな貢献をしていきたい」と語った。(編集TG)
「人民網日本語版」2015年12月18日