2015年12月18日  
 

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中日の板挟みになった韓国製造業

人民網日本語版 2015年12月18日08:22

中国の技術が向上し、日本円の安値が続く中、韓国製造業が中国に対する技術的強みと日本に対する価格的強みを失いつつある。中日に両側から挟まれ、なんとかして生きる道を探している。「国際商報」が伝えた。

▽すべて中日のせい?

年初以来、韓国の輸出が目立って減少している。5月と10月に輸出額の前年同月比減少幅が11%と14.9%の2けたに達したのに続き、11月は15.8%減少の434億7千万ドル(1ドルは約122.2円)となり、2009年8月以降で最大の減少幅となった。

韓国によると、中国の技術の向上と日本円の値下がりを受けて、韓国企業が強みを失いつつあり、中日に両側から挟まれた状況だという。

韓国の全国経済人連合会がこのほど発表した調査報告書「韓中日の競争力の現状」によると、調査対象となった韓国の主要業界団体のうち、79.2%が「中国は技術面で韓国を追い抜いた、または今後3年以内に韓国を追い抜く」との見方を示し、65%が「韓国は技術面でまだ日本に後れを取っている」とし、70%が「韓国の価格面での競争力は日本と同程度か、日本に負けている」と答えた。

中日両国との競争力の見通しについての質問では、91.7%が「韓国は中国との競争で先に立つことができるとは思えない」とし、65%が「韓国の日本に対する相対的な競争力はさらに減退するだろう」とした。


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