中国海軍の病院船「平和の方舟」は142日間、3万2500海里の航海を経て、合同演習「平和友誼-2015」「調和の使命-2015」を順調に終え、26日午前に浙江省舟山の某軍港に帰港した。呉勝利司令官、苗華政治委員を代表して海軍の王海副司令官が埠頭で出迎えた。人民網が伝えた。
平和の方舟は2015年9月7日に舟山を出港し、マレーシアで合同軍事演習「平和友誼-2015」に参加。9月23日には「調和の使命-2015」任務に当たり、オーストラリアー、仏領ポリネシア、米国、メキシコ、バルバドス、グレナダ、ペルーを訪問するとともに、中南米で無償医療・人道支援活動を行った。その間、平和の方舟は29の医療チームを各地に派遣し、延べ1万7441人を診療し、59例の手術に成功した。老人ホーム、孤児院、学校を19回訪れて文化・健康活動を実施。訪問国の軍事基地、医療機関を訪れて見学し、各種交流活動を行い、将兵の総合的資質、多様な軍事任務遂行能力を全面的に高めた。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年1月27日