サウンド写真芸術展「新生」が3月6日、福建省福州市で開幕した。孫で中国人カメラマンの小野傑西さんは、ネットで大人気の「最もイケてる爺さん」を連れて芸術展会場に自ら足を運び、出展写真の中の主役をフォトフレームから皆の前へと「ひっぱり出し」た。中国新聞網が伝えた。
小野さんは「高齢者の多くは心に孤独を抱えている。誰も彼らの閉鎖的で小さな内側の世界から連れ出すことをしないからだ。私はお爺さんにお洒落な服を着せ、写真を撮影するうちに、彼は好奇心と愛が溢れるこちら側の世界に戻ってきた。私もより一層素敵な自分に出会えた。今後、私たち皆はこれらの一味違う『気配り』をもって、より多くの高齢者が新たな自分に出会えるようにしたい」と話す。(編集JK)
「人民網日本語版」2016年3月7日