「ピンポン外交」45周年を記念して、第1回中日米青少年卓球大会が29日から、ピンポン外交の発祥地である日本の愛知県体育館で開かれた。中日米三カ国の青少年がこの期間に互いに卓球の技を磨き、ピンポン外交史料回顧展といった文化交流活動に参加する。新華網が伝えた。
1971年3月から4月にかけて、中日米三国の卓球選手が日本の愛知県体育館で第31回世界卓球選手権大会に参加し、中米の卓球チームがこれを契機に相互訪問を開始、最終的には中米外交の正常化を推し進め、中日国交正常化にもプラスの影響をもたらし、後に「小さなピンポン球が地球を動かした」ピンポン外交と称されるようになった。
今回の活動はピンポン外交の精神の継承・発展と中日米三カ国の青少年交流の強化を目的に、中部日本華人卓球協会が主催した。29日と30日にそれぞれ女子と男子の試合が行われ、31日に三カ国の青少年揃ってピンポン外交回顧展と座談会に参加する。決勝戦は4月2日に行われる。(編集MI)
「人民網日本語版」2016年3月30日