2016年4月19日  
 

中日対訳健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

Apple新浪ツイッターFBLINE微信RSS
人民網日本語版>>写真>>社会

1グラムで1万5千人の致死量、猛毒カエルを摘発 北京

人民網日本語版 2016年04月19日13:37

pre
next

北京出入境検査検疫局のスタッフが4月18日、摘発した猛毒カエルの一種「黄金ヤクドクガエル」を公開した。新華網が伝えた。

2015年9月9日に黄金ヤクドクガエルを初めて摘発して以来、2016年4月15日、北京出入境検査検疫局が再び世界一猛毒の生き物の1種であるヤクドクガエルの生体合計10匹を摘発し、コバルトヤドクガエル、火炎ヤクドクガエル、黄金ヤクドクガエルの3種であると鑑定された。今回の摘発は検疫要員がEMS国際速達郵便の入境検査を行なった際に発見したものだ。荷物はポーランドから送られた小包で、「衣服、贈り物」として申告された不審な小包だったため、箱を開けて検査を実施したところ、筒状のプラスチックケース10個の中にそれぞれ生きたカエルのような動物が入れられているのを発見した。また、X線検査を避けるためにプラスチックケースの外側を衣服や新聞紙などで包んで偽装していた。検疫要員は法に則り、輸入禁止物に対して差し止め措置を行ない、ただちに中国科学院動物研究所に鑑定を依頼した。

資料によると、ヤクドクガエルは世界で最も美しいカエルであり、世界一猛毒の動物の1種でもある。特に今回摘発した三種のヤクドクガエルのうち、黄金ヤクドクガエルはヤクドクガエルの中で最も猛毒の1種で、1グラムの毒で1万5千人の致死量になる。黄金ヤクドクガエルは身体全体の皮膚から神経をマヒさせ、パルス神経伝達を阻止することができる毒性が強い神経毒を分泌することが可能だ。毒に触れると数分以内で筋肉が勝手に収縮し始め、最終的には心停止に至らしめる。(編集JK)

「人民網日本語版」2016年4月19日

人民網日本語版LINE公式アカウント開設人民網日本語版LINE公式アカウント開設

関連記事

图片列表

コメント

おすすめ