2016年4月19日  
 

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中国軍機が永暑礁に初着陸、重病人3人を搬送

人民網日本語版 2016年04月19日13:13

海軍が哨戒機を南沙(英語名スプラトリー)諸島の永暑(英語名ファイアリー・クロス)礁に派遣して重病の労働者を搬送したとの17日午後のニュースが大きな関心を呼んだ。中国軍用機が永暑礁に公に着陸したのは初めてだ。中国側専門家によると、軍用機による人道任務の執行は正常な行動であり、過度に非難すべきものではない。環球時報が伝えた。

政府側情報によると、17日朝に海軍は南沙諸島の工事現場から、緊急治療の必要な重病の労働者がいるとの救援要請を受けた。同日午後1時50分頃、病人3人を乗せた哨戒機が三亜鳳凰空港に着陸した。中国軍側は南中国海で長期間パトロールを行っていたため、今回海軍上層部の命令を受けて、速やかに任務を執行できたという。

海軍専門家・張軍社氏は環球時報の取材に「今回の軍用機着陸は人々に誠心誠意奉仕する人民軍の精神を示している。また、南中国海の島・礁での中国の建設が人道救援任務の遂行にプラスであることを示すものでもある。南中国海地域の海況は複雑であり、漁船や商船が多い。緊急の災難が発生した場合、将来中国の船舶と航空機は南沙諸島の施設を利用し、即座に救援を得ることができる」と述べた。(編集NA)

「人民網日本語版」2016年4月19日

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