広西チワン族自治区桂林市竜勝各族自治県泗水郷八灘村には、4世代10人の中にミャオ族、ヤオ族、トン族、チワン族、漢族の5民族からなる珍しい家族がある。各民族の生活習慣は異なるものの、この家族はとても仲良く暮らしている。中国網が伝えた。
2010年1月31日、この家族に、湖南省邵陽市出身の漢族の女性・黄世紅さんが嫁ぎ、5民族からなる家族が「結成」された。
5民族からなる家族は、少数民族が多い竜勝各族自治県ではこの世帯だけ。中国全土でも珍しい。各民族の生活習慣は異なるが、この家庭ではそれが問題になることはないのだろうか?この疑問に、「とても団結していて、調和がとれている」との答えが帰って来た。
5民族からなる家庭では、「団結して、仲良く」できなければうまくいかないと、この家族は声を揃える。14年5月、一致団結したこの侯さん一家は、中華全国婦女連合会から、「全国五好文明家庭」の称号を得た。 (編集KN)
「人民網日本語版」2016年6月1日