2歳になる女児が1歳の弟と妹を連れて6階の部屋を抜け出し、防犯扉を通り越え、30メートルもあるデッキをヨチヨチと歩きながら街角へ出てきた。杭州網が伝えた。
6月13日朝6時過ぎ、浙江省建徳市の警察官・陳さんは街角で朝ごはんを食べていたところ、店から50メートル離れた細い路地に3人の幼児が立っているのが突然目に飛び込んだ。泣き喚くでもなくスティックキャンディを食べている子供たち3人を暫く見ていた陳さんだが、この子たちには大人が付き添っていないことをすぐに発見、持っていた豆乳を置いて急いで子供のそばに走り寄り、交番に連れ帰った。
正午前にあたふたと交番に駆けつけた女性が現れた。入念に詳細を確認した後、この女性は3人の幼児の母親であることがわかった。この母親はもともと非常に疲れており眠り込んでしまったため、そばにいる子供たちがこっそり家を出たことに気が付かなかったという。(編集JK)
「人民網日本語版」2016年6月14日