中国の習近平国家主席は17日、専用機でセルビア共和国の首都ベオグラードに到着し、同国への公式訪問を開始した。

習主席はセルビアの国民に心からの挨拶と祝意を伝えた上で、「中国とセルビアの両国および両国国民の伝統的な友情は、時間がたつほど新鮮に感じられる。近年、特に2009年に双方が戦略的パートナーシップを確立してからというもの、両国関係は急速に発展した。両国の政治的相互信頼は堅固なものであり、各分野における実務協力には多くの見所があり、文化交流は盛んに実施され、人的往来も日に日に頻繁になっている。重大な国際・地域問題に関して、双方は意思疎通と協力を維持しており、『一帯一路』（1ベルト、1ロード）の建設、中国－中・東欧諸国協力枠組み内でも良好な協力関係を保っている。中国はセルビアと共に、この勢いに乗り、二国間関係と両国の実務協力をより高いレベルへと押し上げ、互恵・ウィンウィン、共同発展の協力という新たな局面を切り開いていきたい。セルビアの指導者と二国間関係および両国が共に関心を寄せるその他の問題について意見を交換し、両国関係発展の青写真を計画し、両国関係発展の新たな1ページを開くことを期待している」と述べた。

セルビアへの公式訪問を終えた後、習主席はポーランドとウズベキスタンへの公式訪問を行い、ウズベキスタンの首都タシュケントで開催される上海協力機構（SCO）首脳会議第16回会合に出席する。（編集SN）

「人民網日本語版」2016年6月18日