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初の「中国宇宙の日」、習近平総書記が重要指示

人民網日本語版 2016年04月25日11:44

4月24日、初の「中国宇宙の日」を迎えるにあたり、習近平中共中央総書記(国家主席、中央軍事委員会主席)は重要指示を発表した。習主席は、この60年間にわたり、宇宙事業の発展に貢献してきた関係者たちに敬意を表明した上で、「宇宙科学技術従事者は、戦略的チャンスをしっかりとつかみ、革新駆動型発展を堅持し、科学技術の最高峰を果敢に目指し、中国宇宙事業の歴史に新たなページを刻み、国家発展と人類の福祉の増進により一層貢献しなければならない」と強調した。人民日報が伝えた。

習主席はまた、「幾代もの宇宙事業従事者の奮闘を経て、中国の宇宙事業は原爆・弾道ミサイル及び人工衛星の開発、有人宇宙船の打ち上げ、月面探査などの輝かしい成果を上げ、自力更生・自主革新による発展の道を歩み、幅広く奥深い宇宙精神を築いてきた。『中国宇宙の日』を制定した目的は、歴史を銘記し、宇宙事業の精神を継承し、全国民、特に青少年たちの科学に対する尊重、未知の世界の探求、革新の勇気と情熱を喚起し、中華民族の偉大なる復興という『中国の夢』を実現する為に、強い力を集結することにある」と指摘した。

国務院の李克強総理は指示の中で、宇宙事業に携わるすべての人々に敬意を表明したほか、「宇宙科学技術従事者は、宇宙強国の建設という光栄なる使命を担っている。良き伝統を引き継ぎ、革新駆動を堅持し、重要宇宙プロジェクトの実施を推進し、宇宙技術・宇宙応用・宇宙科学の全面的発展を推し進め、科学を尊重し、卓越を追求する雰囲気を作り出し、より多くの革新的人材を育成し、『大衆による起業・革新』をけん引し、社会全体の活力を生み出し、発展の新たなエネルギーを集結し、経済社会の発展促進・国家の総合力向上のために貢献を果たしてほしい。『宇宙の夢』が、『中国の夢』の早期実現を後押しすることを望んでいる」と述べた。

中国初の人工衛星「東方紅1号」が1970年4月24日に打ち上げられ、中国人による宇宙の神秘の探査、宇宙の平和的な利用、人類への貢献の幕開けとなった。党中央と国務院は今年3月、2016年より毎年4月24日を「中国宇宙の日」とすることを承認した。(編集SN)

「人民網日本語版」2016年4月25日

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