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ポーランドがターミナル 中・東欧物流センターを構築 

人民網日本語版 2016年06月16日16:05

「中欧列車」の統一ブランドが今月8日から使用されている。今後、中国から欧州に向かうすべての列車にこの統一ブランドが使用されることになる。現在、中国の16都市がドイツのデュースブルクやハンブルク、スペインのマドリードなどの欧州12都市に向かうコンテナ列車を相次いで開通させており、路線図をみると39路線が運行し、中国国内の一日あたり平均営業距離数は1300キロメートルを超える。人民日報が伝えた。

ポーランドは中国にとって中・東欧地域における最大の貿易相手国であり、「一帯一路」(1ベルト、1ロード)の重要な沿線国であり、この地域で唯一のアジアインフラ投資銀行(AIIB)参加国だ。地理的な位置、人件費、末端のターミナルなどで傑出した優位性をもっている。

昨年11月、習近平国家主席は中国を訪れた同国のアンジェイ・ドゥダ大統領と会談した際、「双方はポーランドをターミナルとして、新たな物流ラインの構築を計画し、中・東欧に広がる物流センターを建設することについてさらに話し合いを進めることができる」と述べた。

ウッチはポーランド第2の都市で、欧州の輸送ターミナルラインの重要都市でもある。ウッチを出発点として、道路、鉄路、道路と鉄路の中継などを通じて、2〜3日で欧州全域にドアツードアの輸送サービスを提供することができる。ウッチ市のマレク副市長は、「ポーランド国家鉄道局物流センターの貨物取扱量は欧州連合(EU)の加盟国中2位で、成都からウッチへの国際鉄道で直通列車が開通すれば、ウッチ駅は中国からの貨物が欧州市場に入る場合の鉄道輸送最大の『港湾』になる。またウッチはこれによってEU最大の物流センターになる」と話す。

現在、成都、武漢、蘇州などからポーランドへの直接列車が走っている。ポーランドを経由する中国発の列車もたくさんある。(編集KS)

「人民網日本語版」2016年6月16日

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