習近平国家主席は22日、ウズベキスタンのカリモフ大統領とタシケントの迎賓館で会談した。人民日報が伝えた。

両首脳は両国の伝統的親善と両国関係発展の実り豊かな成果を高く評価。包括的・戦略的パートナーシップを構築して、両国協力の前向きな発展を促すことを決定した。

習主席は「中国側はウズベキスタン側と緊密に連携して、具体的成果を一層挙げるよう両国関係の発展を推し進めたい。双方は相互支持を拡大し、互いの核心的利益を守る必要がある。経済・貿易、生産能力、エネルギーなど各分野の実務協力を全面的に深化し、両国の共同発展を推進し、実務協力の一層の成果によって包括的・戦略的パートナーシップの内容を豊かにする必要がある。安全保障協力の水準を高め、地域の平和と安定を維持する必要がある。国際問題で調整を強化し、戦略協力の水準を高める必要がある」と強調した。

カリモフ大統領は「ウズベキスタンは中国の国家統一の大業を支持し、台湾、チベットなどの問題における中国側の原則的立場を支持する。経済・貿易、民生、人・文化、安全保障、インフラ分野で中国側との協力を深化したい。国際問題において中国の発揮している積極的な役割を称賛する。重大な国際・地域問題で中国側との意思疎通と調整を強化し、上海協力機構の枠組で緊密に協力したい」と表明した。（編集NA）

人民網日本語版」2016年6月23日