ここ数日、厳しい暑さが続く北京では、人間だけでなく北京野生動物園の動物たちもバテ気味だ。6月25日、野生動物園を取材に訪れると、ヒグマやトラなどの大型動物は水の中に浸かって涼をとり、サルは飼育員から与えられた果物を食べ、他の動物たちもほとんどが自然にできた日陰や人工的に作られた日除けの下に避難していた。
動物園の関係者は、ここ数日は気温が一向に下がらないため、飼育の上でも霊長類や草食動物たちには水分を多く含んだ野菜や果物を与え、きれいで新鮮な水を常に大量に準備するなどの対策を行っていると紹介。また熱帯鳥館と一部の暑さに弱い動物たちの展示館では、毎日新鮮できれいな水への交換と、空気の入れ替えを強化することで、館内の温度と湿度を快適に保つようにしているという。人民網が伝えた。(編集TG)
「人民網日本語版」2016年6月27日
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