国内初の国産交流500kVポリエチレン海底ケーブルのタイプ試験が7月上旬より、浙江省舟山市の海洋送電技術研究センターで実施されている。局部放電試験、雷衝撃電圧試験、熱循環電圧試験などの電気試験を行っているが、現在試験全体が最終段階に入っており、近日中に完了する見通しだ。電気ケーブルは試験後、浙江省寧波市から舟山市間の500kV大陸送電プロジェクトに使用される。新華社が伝えた。
同プロジェクトが試験を開始する以前は、中国国内では500kV級の交流海底ケーブルの生産能力がなく、技術と製品は輸入に依存していた。しかし、今回の試験が成功すれば、国内海底ケーブルの設計と生産は、500kV級海底ケーブルの輸入依存のボトルネックを打破し、高電圧級海底ケーブルの国産化や、中国の海洋送電技術の発展を力強く促進することになる。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年7月18日
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