山下太さん(43)は、九州・阿蘇の陶芸家だ。アトリエ「阿蘇坊窯」は森の中に静かに佇み、多くの陶芸作品が並べられている。彼の作品はすべて阿蘇山の火山が生んだカルデラ内の土を使用し、さらに1200度の高温で焼き上げる。山下さんは「こうしてできた作品は、火山そのものの自然の力を感じさせる」と話す。新華網が伝えた。
山下さんは日常生活の体験を通じ、自分の思いを陶芸作品に込める。彼の作品は黒・白・グレーを基調とするものが多く、本来の質感と形状を忠実に再現する。現代人の生活は多種多様だが、彼の作品は常に穏やかさに満ちている。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年9月30日
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