第12回北京‐東京フォーラムが9月27日9時に東京で開幕した。今回のフォーラムの全体テーマは「世界やアジアの平和、発展に向けた中日の役割と協力」。中日両国の政界、経済界、学術界、メディア界からゲストやパネリスト約500人が出席した。
北京‐東京フォーラムは2005年より北京と東京で毎年交互に開催され、第10回までは中国日報社と認定NPO法人言論NPOが共同で主催し、2015年からは中国国際出版集団と言論NPOが共同で主催している。この中日両国の民間交流フォーラムは過去10年間、両国の幅広い分野における著名人たちが数多く参加し、中日関係における重大な問題について交流やディスカッションを進め、双方の交流における観点の意思疎通を図り、隔たりを縮小し、相互信頼を高めることなど各方面において積極的な役割を及ぼしてきた。
●キーワード
【轮流举办】交互に開催
【研讨】ディスカッション
【沟通观点】観点の意思疎通
【分歧】隔たり
現在の中日両国の経済関係について、外交学院の江瑞平・副院長は、「事態は深刻で、並大抵でない任務」と指摘し、「近年、中日の経済貿易関係の相互依存や互いにもたらす利益の程度は顕著に弱まっており、相手国の政治への信頼に相当程度の影響を与えている。経済において互いにもたらす利益が減ることで、相手国の政治に対する信頼が弱まるという悪循環に陥り、中日関係は現在、深刻な局面となっている」と警鐘を鳴らした。
●キーワード
【任务艰巨】並大抵でない任務
【恶性循环】悪循環
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