国慶節(建国記念日、10月1日)終了後の初出勤日(10月8日)、退勤ラッシュの時間帯に地下鉄は人で溢れ返っていた。地下鉄二号線の車両に、明らかに腹部が「ふっくら」していて、歩き方がぎこちない奇妙な男性たちが、人々の目に留まった。四川在線が伝えた。
「妊夫」達がおなかを突き出しているのをみて、乗客たちは議論しだした。携帯電話を取り出して撮影する人も少なくなかったが、「妊夫」達に座席を譲る心優しい乗客や腰を曲げて物を拾うのが難しい「妊夫」の落とし物を拾ってあげる乗客もいた。
ある乗客は「妊夫」になぜ妊婦の恰好をしているのか聞いたところ、一人の「妊夫」が「私たちは準父親(妻が妊娠している)団が主催したイベントで、妊婦により広い空間提供を呼びかけ、妊婦にやさしい社会づくりを目指している」と答えたという。(編集TK)
「人民網日本語版」2016年10月12日
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