第12回中米映画祭（チャイニーズ・アメリカン・フィルム・フェスティバル）が2日、ロサンゼルス・ハリウッドのRicardo Montalban Theatreで開幕した。中国映画「■公河行動（■はさんずいに眉、邦題：メコン大作戦）」が、開幕式に行われた「金天使賞（ゴールデン・エンジェル・アワード）」授賞式において、最優秀映画賞・最優秀プロデューサー賞・最優秀主演男優賞の3賞を獲得した。新華網が伝えた。

「メコン大作戦」で麻薬取締チームの隊長を演じた張涵予（ジャン・ハンユ）が最優秀主演男優賞を獲得した。彼は、「メコン大作戦は、ポジティブなエネルギーに満ち溢れた中国映画だ」とコメントし、今回の栄誉を、麻薬取締の第一線で活躍する中国の警察に贈り、命がけで平和を護っている彼らに敬意を表したいとしている。

映画「老炮児（Mr.Six）」で好演した許晴（シュイ・チン）は、最優秀主演女優賞を受賞した。人気女優の帰亜蕾(グァ・アーレイ)は、中米映画賞終身栄誉賞に輝いた。彼女は、「映画界に入って50年になるが、初の主演作で金馬賞最優秀主演女優賞を受賞した。私は本当にラッキーだ」とコメントした。

また、中米映画祭における特別賞として、中国が公式発表した国内興行収入のデータに基づき、「中国の視聴者に最も愛された米国映画賞」を米国の映画作品に授与した。ウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオ制作の「ズートピア」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「スターウォーズ/フォースの覚醒」、「ジャングルブック」の4作品およびユニバーサル・ピクチャーズの「ウォークラフト」が同賞を受賞した。

さらに、米国のカーアクション映画シリーズ「ワイルド・スピード」で主演したタイリース・ギブソンとガル・ガドットが、最人気海外男優賞・女優賞をそれぞれ獲得した。（編集KM）

「人民網日本語版」2016年11月5日