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中国映画「ミスター・ノー・プロブレム」が東京国際映画祭にノミネート

人民網日本語版 2016年10月11日09:04

このほど、梅峰監督がメガホンをとり、范偉(ファン・ウェイ)や殷桃(イン・タオ)、蒋中■(ジャン・ジョンウェイ、■は火へんに韋)、梁霆■(リャン・ティンウェイ、■は火へんに韋)らが主演する「ミスター・ノー・プロブレム(不成問題的問題)」が第29回東京国際映画祭のコンペティション部門に正式にノミネートされた事が発表された。ノミネートされた他作品と、東京グランプリ、審査員大賞、最優秀芸術貢献賞等の重要な賞をかけて競い合うことになる。新華網が伝えた。

同作品は中国の近代作家として有名な老舎が1943年に書き下ろした短編小説の改編で、中国の抗日戦争時代を舞台に、重慶にある農場が責任者である丁務源の管理で衰退していくストーリー。なかでも、女優・殷桃は同作品の中でスパイスの効いた演技を見せ、コメディアン・范偉との初共演による掛け合いもこの映画の大きな魅力となっている。

同作品は抗日戦争時代の重慶を背景に展開する三つのストーリーからなるモノクロ映画で、一般的なデジタル式映画撮影やCGとは異なる撮影方法を採用することで、独特な風格を醸し出し、モノクロを基調とすることで、よりノスタルジックな雰囲気を強調することに成功している。殷桃演じる尤夫人は同作品の中でストーリーの展開に関わるキーパーソンとなる役柄だ。(編集TK)

「人民網日本語版」2016年10月11日

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