今年中国映画市場はやや不振で、興行成績の成長率が低下したが、アニメ映画がブラックホースになり30%以上の成長率を維持している。今年1月下旬、「カンフー・パンダ3」が10億元(1元は約15.85円)の興行成績で、「西遊記之大聖帰来」が2015年に樹立したアニメ映画の中国における最高記録を塗り替えた。3月には口コミで人気沸騰した「ズートピア」が、この成績を15億3000万元まで更新した。アニメ映画の興行成績記録が、1年内に2回塗り替えられたのは今年が初めてだ。法制晩報が伝えた。
中国アニメ映画市場の今年の興行収入はすでに60億1000万元に達し、2015年通年の45億元を15.1億元上回り、33.56%の成長率になっている。今後さらに「モアナと伝説の海」、「君の名は。」という高い動員潜在力を秘めたアニメ作品が公開され、年間で65億元以上に達することが期待される。これは前年比44.44%という、非常に高い成長率だ。(編集YF)
今年(現時点で)の中国市場アニメ映画興行収入トップ5は次の通り。
1位 「ズートピア」 15億3000万元
2位 「カンフー・パンダ3」 10億元
3位 「大魚海棠」 5億6500万元
4位 「アングリーバード」 5億1300万元
5位 「アイス・エイジ5」 4億4700万元
「人民網日本語版」2016年11月18日
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