日本の各メディアの報道によると、現地時間11月22日、福島県沖を震源とするマグニチュード7.4の地震が発生した。日本の気象庁は福島県に津波警報を発令し、津波の高さは3メートルになるとみられている。人民網が伝えた。
現在までに福島いわき市の小名浜港で60センチの津波が観測された他、茨城県と千葉県などで1メートル未満の津波が観測されている。東京電力はただちに福島第一・第二原発の状況を確認したが、異常は見られなかったとしているほか、東北電力も宮城県女川原発にも異常が見られなかったとしている。現時点までに死傷者の報告はなく、福島県のいくつかの自治体ではすでに避難場所の設置や避難住民の受け入れの準備を整えているという。
新華社の公式微博(ウェイボー)「新華視点」によると、国家海洋局津波警報センター(国家海洋予報台)は22日朝、最新の観測分析の結果から、日本の本州東海岸の海域で発生した地震によって、震源付近では局地的な津波が発生したものの、中国の沿岸には影響はないとしている。(編集YK)
「人民網日本語版」2016年11月22日
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