乗客乗員48人を乗せたパキスタン航空(PIA)の旅客機が7日午後、パキスタン北西部カイバル・パクトゥンクワ州の都市チトラルから首都イスラマバードに向かう途中で墜落・炎上した。記事送信の時点で、墜落現場に駆け付けたパキスタン軍は、すでに犠牲者36人の遺体を発見した。駐パキスタン中国大使館は同日、犠牲者の中に中国人男性1人が含まれていることを明らかにした。現地メディアの報道を引用して人民日報が伝えた。
パキスタンのナワーズ・シャリーフ首相は、事故発生後ただちに関連部門を現場に派遣し、救援活動にあたるよう指示した。パキスタンの情報機関「ISI(三軍統合情報局)」広報部によると、パキスタン軍も、軍隊とヘリコプターを現地に派遣し、救援活動に参与した。だが、報道によると、墜落現場は山岳地帯であることから、救援車両が現場に入ることができない状態だという。現場の地形は凹凸が激しいことと、日没後は気温が急低下するという事情から、救援活動はより困難になった。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年12月8日
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