第22回中国吉林国際樹氷スノーフェスティバル昌邑エリアイベント開幕セレモニーと土城子郷樹氷鷹猟フェスティバルが21日、松花江畔の樹氷島で行われた。また、土城子満族郷曽通村では、鷹狩文化のパフォーマンスが行われ、観客たちは、神秘的な鷹狩文化に触れた。人民網が伝えた。
現地の「鷹匠」と呼ばれる鷹の訓練士10数人は、羊の皮で作った狩猟着、帽子、スノーブーツという装いに腕には鷹や隼がとまっている。彼らは鷹狩場に一列に並び、観客たちと近距離で交流した。「鷹匠」の右腕にとまっている鷹を高く掲げ、真っ白な雪原で鷹の訓練や、鷹を放して狩りをさせるパフォーマンスを実演し、観客に伝統的な鷹狩文化を披露した。
ある「鷹匠」は「我々の鷹狩文化は今も脈々と継承され続けている。70代のベテランから、下は10代で鷹匠の技を現在学んでいる子どもまでいる。我々は祖先が残した民俗文化をこれからも、若い世代に伝えていきたい。この伝統的な鷹狩を最もリアルな形で、多くの人々に触れさせ、鷹狩文化をさらに多くの人に知って欲しい」と話した。
鷹狩文化は千年近い歴史があり、「鷹匠」達が先祖代々受け継いだ鷹狩の技能は非常に価値があるとされ、無形文化遺産に登録されている。(編集TK)
「人民網日本語版」2016年12月23日
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