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文化部、「二十四節気」五年間保護計画を他部門と共同で推進

人民網日本語版 2016年12月08日14:54

「二十四節気」がこのほど、国連教育科学文化機関(ユネスコ)無形文化遺産リストに登録されたというニュースが、広く世間の注目を浴びている。中国文化部(省)は、「二十四節気」の持続力と伝承力を保障するために、文化部など多くの部門が、「二十四節気」保護計画を共同で推進することとし、「二十四節気」伝承学習基地を設立する計画であることを明かした。新民晩報が伝えた。

文化部や農業部など複数の部門は、「二十四節気五年間保護計画(2017―2021年)」をすでに制定した。計画によると、関連部門は年に2回、「二十四節気」保護・伝承研修会を開催し、向こう5年間で300人を対象に研修を実施する方針。研修内容には、「二十四節気」をめぐる専門知識、保護行動、保護に向けた戦略措置などが含まれる。また、農学、天文学、民俗学などの専門家や学者を編集メンバーとして、小・中学生向けの「二十四節気」知識読本を取りまとめ、テーマ別講座を開講し、様々なスタイルの実践活動を企画・実施する。

文化部外聯局の翟徳玉・副局長は、次の通りコメントした。

「世界遺産リストに登録されたことで、さらに多くの義務や責任が生じる。『二十四節気』がユネスコの『無形文化遺産リスト』に組み入れられたことは、中国における無形文化遺産申請事業にとってより重要な成果であるだけではなく、ユネスコの『無形文化遺産保護公約』の枠組みのもとでの国際交流・協力の展開をめぐる実例となり、『自然界と宇宙に関する知識と実践』である無形文化遺産に対する国際社会の重視、ならびに社会・経済・環境の持続可能な発展に文化を融合させるという発展趨勢を体現することにもなる」。

「無形文化遺産申請と定期報告は、『無形文化遺産保護公約』の枠組みのもとで展開される国際協力において並行して実施されるべき2大体制である。無形文化遺産リストへの登録申請は、単なる申請だけに終わらず、より多くの果たすべき義務や責任が生じる。国際化という大きな流れの中で、各種保護作業を徹底的に実施し、申請時の承諾を履行する道は、険しくかつ果てしなく遠い」。(編集KM)

「人民網日本語版」2016年12月8日

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