日本軍が米国の真珠湾を奇襲してから2016年で75年になる。日本の安倍晋三首相は26日に米国ハワイを訪問するとともに、真珠湾攻撃の犠牲者を埋葬する国立太平洋記念墓地を訪れた。
日本政府は今回の訪問を「慰霊の旅」と位置づけているが、真珠湾攻撃についておわびはしないと表明している。日本に侵略されたアジア隣国の被害者に先におわびせず、遠く米国へ「慰霊」に行く安倍首相のやり方に、日米などの各界から批判の声が挙がっている。
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【慰灵之旅】慰霊の旅
【珍珠港】真珠湾
【批评】批判
25日、米国、カナダ、日本、韓国、オーストラリアなどの国・地域の専門家や学者50人余りが「公開質問書」を連名で発表し、安倍政権に対して歴史を直視し、戦争被害国と犠牲者におわびするよう呼びかけた。学者らは「日本時間1941年12月8日、日本軍は真珠湾を奇襲したが、当時日本が攻撃したのは真珠湾のみではない。日本陸軍はマレー半島と太平洋その他英米の植民地と基地数カ所も攻撃した。これは石油などの資源を東南アジアから獲得して、対中侵略戦争を続けるためだ。真珠湾攻撃で命を落とした米国人2400人の慰霊をするのなら、なおさらに安倍首相は中国、韓国などアジア太平洋諸国の千万に上る犠牲者を慰霊すべきだ」と指摘した。
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