中国三峡集団公司が1日に発表した情報によると、三峡ダムの累計発電量は同日12時45分に1兆キロワット時に達した。三峡ダムは中国初の14年連続で安全・安定的・効率的な稼働を維持し、発電量が1兆キロワット時を突破した水力発電所になった。科技日報が伝えた。
三峡ダムは再生可能なクリーンエネルギーを生み、高い省エネ・排出削減効果を持つ。特に煙霧が多発し、大気汚染が深刻化するなか、1兆キロワット時の突破は重大な意義を持つ。「2015年上海市国民経済・社会発展統計公報」によると、上海市の2015年の電気使用量は1405億5500万キロワット時であり、1兆キロワット時はこの7.1倍に当たる。標準石炭使用量を3億1900万トン、二酸化炭素の排出量を899万トン、二酸化硫黄を899万トン、窒素酸化物を257万トン削減することに相当する。(編集YF)
「人民網日本語版」2017年3月2日
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