鄭州鉄路局月山工務段(同局の業務部門の一つ)には、線路沿いの絶壁から手作業で緩くなった石を落していくという特殊な作業を行うメンテナンススタッフがいる。この任務を管轄しているのは山西省太原市から河南省焦作市まで運行する太焦鉄道で、山西省の石炭を外部に運ぶための重要なルートとして、山西省と河南省の境となる太行大峡谷を100キロ以上にわたって走行している。山と谷に挟まれ、橋とトンネルが続く、複雑な地形となっている。特に、線路沿いの山肌の多くは石灰岩で形成されているため、落石が起こりやすく、それが線路上に落ちることもしばしばで、その上を列車が走行した場合は、大惨事になりかねない。新華網が伝えた。(編集TK)
「人民網日本語版」2017年3月20日
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