在日本中国大使館は7日午後、不戦兵士・市民の会、日中友好8・15の会、関東日中平和友好会、撫順の奇跡を受け継ぐ会、東京紫金草合唱団と共同で「七七事変」80周年記念集会を開催した。在日本中国大使館の程永華大使や大使館の職員、日本の民間団体の代表など約200人が出席した。人民網が報じた。
程大使は、挨拶の中で、「80年前の今日、日本の侵略者が盧溝橋事件を起こし、全面的な中国侵略戦争を始めた。今年は、南京大虐殺が起きてから丸80年でもある。1937年12月13日、日本の侵略軍は南京で中国の兵士や一般人に対して、残酷非道な大虐殺を行い、30万人が犠牲になった。日本の軍国主義が侵略戦争を起こし、中国の国民やアジア諸国の国民に、未曽有の大災害をもたらした。日本の国民も大きな被害を受け、人類文明史上に非常に暗黒な一ページを残した。中国政府の歴史問題における立場は一貫しており明確。中国は侵略戦争を起こした軍国主義者と、多くの日本の国民を区別しており、戦争の罪を日本の国民になすりつけたことはない」と語った。
日本の著名な歴史学者・笠原十九司氏も記念の講演を行い、日本が中国を侵略した暗黒の歴史を振り返り、「安倍政権が歴史から教訓をくみ取っておらず、中日の領土問題を利用して、憲法を改正しようとしており、日本を戦争の淵に追いやっている」と批判した。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年7月8日
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