科学技術の発展は常に私たちの認識を新しく塗り替え、モバイル端末によるスマート決済がライフスタイルを変えたことに感慨を覚えている現在、またさらに新しい決済モデルが登場しつつある。スマートウォッチの人気の高まりと同時に、スマートウォッチ決済が登場し、新たな決済体験が私たちの前に広がっている。一財網が伝えた。
7月18日、スイスの時計メーカー「スウォッチ」は中国銀聯と提携して、上海でモバイル決済「スウォッチペイ」に対応したスマートウォッチの世界で初めてとなる発表イベントを開いた。この時計のショッピング機能は充電が不要で、ネットワークに接続する必要もない。利用時には中国銀聯の決済サービス「雲閃付」(クイックパス)マークのあるPOS端末に近づければ、あっという間に決済が完了する。今回発表されたスマートウォッチは近く中国28都市で販売を開始するという。
スウォッチペイの原理は中国版のアップルペイ、サムスンペイ、ミーペイ、ファーウェイペイなどの技術達成の原理と類似しており、銀聯の雲閃付ルートに接続して決済を行う。腕時計に組み込まれたNFC(近距離無線通信)利用の決済モデルの中国市場における実用化の可能性を切り開いたといえる。
中国銀聯はあらゆる携帯電話メーカーを雲閃付の提携メーカーとしたのに続き、携帯性でより優れるスマートウォッチ分野において重要なパートナーを得たことになる。18日に提携してスウォッチペイ対応のスマートウォッチを発表したスウォッチは、まさしく世界最大の腕時計メーカーと言えるだろう。
スウォッチペイ対応のスマートウォッチは世界に先駆けて中国市場で発売される。今回の発表イベントでは第2世代非接触型決済に対応したスマートウォッチが披露されたほか、商業銀行11行が第1期協力提携銀行になることも明らかになった。消費者はスウォッチペイ対応のスマートウォッチを購入すれば、簡単な操作だけで、すぐにスウォッチの提携店で決済機能を有効化することができる。スマートウォッチは今月27日から全国の指定店舗で発売される予定だ。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年7月20日
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