京港地下鉄と北京交通ラジオが26日夜、「地下鉄終電・都市の夜の帰宅者に温もりを」という心温まるイベントを共同で打ち出し、地下鉄のラジオ放送が気持ちや温もりのこもる声で夜遅くに帰宅する乗客に寄り添う初の試みを行っている。「地下鉄ラジオ」は26日から28日の午後10時から11時30分に、地下鉄4号線、大興線、14号線、16号線の56駅で放送される。中国新聞網が伝えた。

取材を受けた王さんは、「毎日地下鉄の中でラジオを聞き、安全や道徳について訴えかける放送を何度も耳にしていたが、駅のホームで地下鉄を待ちながらスマホをいじるというのが習慣になっていた。しかし、今夜は故郷を離れて奮闘したり、故郷を思う気持ちといったストーリーを聞き、少し胸が締めつけられる思いがした。国慶節（建国記念日、10月1日）連休は絶対に子供を連れて両親に会いに行く」と話した。（編集YK）

「人民網日本語版」2017年9月28日