陝西省西安市の東天橋付近には1軒の古本屋がある。こじんまりとした店構えだが、すでに20年もの長い歴史があり、店主の石福向さん(69)が1人で切り盛りしている。終日忙しそうな周囲の店の店主たちと異なり、農村出身の石さんは店を営業している間、ほとんど読書をしている。その姿はまるで学者のようだ。西部網が伝えた。
毎朝7時ぴったりに古本屋は開店する。午前中は客足が少なく、石さんは店の前に座り文章を書き写したり、読書の心得を書いて過ごす。毎日午前中に読書とメモを取ることが彼の日課となっている。石さんは、「学習する上で重要なことは毎日の積み重ね。1日たった数ページ読むだけでも、1年経つ頃にはたくさんの知識が得られる」と話す。石さんは一年に百冊以上の本を読むという。(編集TK)
「人民網日本語版」2017年10月13日
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