山東建築大学が手がけた「列車レストラン」が20日、微博で話題となった。同大は廃車になった「東方5610号」と1960年代から70年代にかけて活躍した解放型蒸気機関車に「革新」を加えて学内レストランに改造。ネットユーザーからたくさんの「いいね!」が寄せられた。
レストランは全9両で、麻辣烫(マーラータン)や鴨血粉絲湯(鴨の血を固めた「鴨血」と春雨のスープ)、肉夹饃(中国式ハンバーガー)、黄燜鶏米飯(鶏肉のピリ辛煮込み鍋とライスのセット)、ハンバーガーなど1両ごとに種類の異なる料理や軽食を提供する。値段も手頃で、一人当たり平均で5~25元(約86円~429円)ほどとなっている。
同大の教員によると、この列車レストランは同大の「鉄道文化展示基地」のコンテンツの一つだという。同大は14年に「鉄道文化」をテーマにした展示基地を設立し、ドイツ風鉄道駅の建築物や蒸気機関車の先頭車両、車体、プラットフォームなどを集め、工業文明発展の歴史が濃縮された空間を作り上げている。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年10月22日
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